2023.03.304/12 弘法大師御生誕1250年記念リレー講座について
弘法大師御生誕1250年を記念し、種智院院大学同窓会主催『弘法大師の教えと大師信仰』と題しリレー講座を開催します。
第1回目は弘法大師生誕の地である総本山善通寺(香川県)の法主であり本学卒業生である菅智潤師と同じく卒業生であるスダン・シャキャ教授による対談形式の公開講座「善通寺と弘法大師」を開催します。
令和5年4月12日(水)
13:00-14:30
申込・料金 不要
◇公開講座詳細
イベント・講座
弘法大師御生誕1250年を記念し、種智院院大学同窓会主催『弘法大師の教えと大師信仰』と題しリレー講座を開催します。
第1回目は弘法大師生誕の地である総本山善通寺(香川県)の法主であり本学卒業生である菅智潤師と同じく卒業生であるスダン・シャキャ教授による対談形式の公開講座「善通寺と弘法大師」を開催します。
令和5年4月12日(水)
13:00-14:30
申込・料金 不要
◇公開講座詳細
弘法大師御生誕1250年を記念して真言宗各派総大本山会主催で「法話リレー 辻説法」が行われます。
本学も教育機関としては唯一リレーに参加させていただけることになりました。
学内で行う月並御影供にて学生による法話を行います。
令和5年5月19日(金)
12:10~
種智院大学講義室401
令和5年度春学期に平岡宏一客員教授による下記の講義を開講します。
聴講生の受講も可能です。
希望する方は本学聴講生の募集要項をご確認ください。
チベット仏典講読~ツォンカパ著『入中論広釈“密意明解”』を読む |
ツォンカパが遷化の前年1418年に著した『入中論広釈“密意明解”』を読む。 講師の平岡は、この著書をインドのギュメ密教学問寺に留学中(1988~1989)に読む機会を得た。また、日本に帰国後、東洋文庫に在籍しておられたデプン寺ゴマン学堂醍七十五世座主テンパ・ゲルツェン師(1932~2012)に就き、1992年から1997年までの五年間を掛けて全体を伝授頂いた。密教を理解するためには、波羅蜜乗の考え方を学ぶことは重要である。 密教を学ぶ上での必要な顕教の知識はすべて網羅されている『入中論』を、今回の講義では先生方の伝授に基づき、ツォンカパの『入中論』の註釈を布施波羅蜜より和訳してわかりやすく解説する。 |
開講期間令和5年4月12日(水)~7月26日(水) 毎週水曜日 全15回 開講時間 16:20~17:50 場 所 種智院大学 講義室204 |
令和5年度に田中利典客員教授によるに『修験学実践講座』を開講します。
聴講生の受講も可能です。
希望する方は本学聴講生の募集要項をご確認ください。
修験学実践講座 |
日本古来の山岳信仰に、神道や外来の仏教(特に密教)、道教などが習合して成立した我が国固有の民俗宗教が修験道である。 修験とは「実修実験」「修行得験」という意味を指し、実践を重んじる民衆宗教でもある。その概要を学ぶとともに、夏休み中に実習講義として、奈良の吉野・大峰山での登山(峯入り)修行を実施する。 吉野・大峰山は、日本を代表する修験道の聖地で、山に入って修行することを峯入(みねい)り修行というがその根本聖地である。 修験道は聖なる山岳を舞台とする大自然の宗教であり、神仏習合を基盤とし、密教とも深く関わりつつ展開してきた、日本の民俗宗教の真髄ともいえる。 その修験道について、講義形式による座学と合わせて、実際の峯入り修行の体験を通じて、日本の宗教文化について理解を深める。宗教は頭だけで理解するのではなく、身体性を持つ体験を通じて体感・体得することが大切である。 実習講義は8月中の2泊3日の行程で実施する。 1.まず事前学習として修験道の概要について講義を行う。 2.つづいて登山修行を行う。 3.修行後に体験で得たことの総括討議を行う。 4.最後にレポートにまとめて提出する。 ※1.今年は大峯峯中の峯入ルートを計画している。場所は未定。 ※2.実習費:4~5万円程度。 ※3.受講人数:10名程度以上。一定数に満たない場合は開講しない場合もある。 |
開講期間 事前学習 令和5年4/25、5/9、23、6/6、20、7/4、18 開講時間 14:40~16:10 体験実習 令和5年8月中旬(2泊3日) 講 師 田中利典 客員教授 場 所 事前学習 種智院大学 |
令和5年度秋学期にネパール仏教の思想・儀礼・文化の概観理解を目的に『ネパール仏教講座』を開講します。
聴講生の受講も可能です。
希望する方は本学聴講生の募集要項をご確認ください。
ネパール仏教講座 |
本講義は、ネパールの仏教を知るために入り口である。釈迦生誕地ルンビニーは現在ネパールの南、インド国境沿いに接しており、首都カトマンズから約400キロの距離にある。首都のあるカトマンズ盆地には400に登る古い仏教寺院が点在し、ネワール民族が大乗仏教・密教を実践している。彼らはチベット・ビルマ語族に属するネワール語を母語としているため、この仏教を「ネワール仏教」と称する。一方、ネパールを代表する仏教でもあるために「ネパール仏教」とも呼ばれている。ネパール仏教は、13世紀初頭にインドで滅んだサンスクリット語を中心とするインド仏教・密教を継承する唯一の仏教である。今日でも真言・陀羅尼・経典などの読誦に加え、曼荼羅儀軌など儀礼次第など全てがサンスクリット語で行われて、それに基づいた宗教文化も定着している。その他、現在のネパールではチベット仏教と共に近年ビルマやスリランカから再流入されたテーラヴァーダ仏教も普及している。そのため、ネパールに現存する仏教を学ぶことが仏教全体の理解に一助となるであろう。 |
開講期間令和6年2月5日~2月7日(水) 開講時間 9:00~17:50 場 所 種智院大学 講義室204 |
令和5年度秋学期に開講する集中講義『スタディツアー 密教の源流を訪ねる南インドの旅』の受講生を募集します。
南インドに残る密教遺跡や仏跡、博物館などを巡ります。
概要は下記の通りです。
聴講生の受講も可能です。
在学生、聴講生の登録は秋学期にも受け付けます。
聴講生の申し込みは下記リンク先からご確認ください。
スタディツアー概要 |
日本人が最も一般的に訪れるであろう仏跡は北インドにありますが、南インドは同じインドでも文化が北インドと全く異なる地域です。 今回のスタディツアーでは南インド独自のヒンドゥー教文化を体験しつつ、特に仏教の『空』の思想を大成させた龍樹ゆかりの地ナーガルジュナコンダ、そして真言密教の教えが初めてこの世界に伝えられた場所である南天鉄塔のモデルと考えられているアマラヴァティ井関を訪問したいと思います。 仏教は元々インド発祥の宗教であり、特に日本の密教の元となった7世紀ごろの中期インド密教はヒンドゥー教やインドの様々な土着信仰の影響を強く受けています。したがって密教を深く理解するためには仏教を含めたインドの宗教・文化を理解することが重要です。 本講座では事前学習と共に実際にインドの聖地・博物館等を訪れ、インドの宗教・文化を直接体験してもらいます。事前学習は集中講義として、集中講義期間中(2024年2月上旬の2日間)に実施します。 なお詳しいツアー内容(見学地・日程・費用等)については事前説明会を開催しますので、受講希望者は必ず参加して下さい。 |
費 用 | 308,000円※10名以上の場合。8〜9名の場合338,000円 |
最少催行人数 | 8名 |
講義の登録について | 在学生:春学期履修登録期間内に登録してください。 聴講生:春・秋学期聴講生募集期間内にお申し込みください。 ※登録後、予定がつかなくなった場合は早急に大学までご連絡ください。 |
ツアーの申し込み | ツアー料金等の旅行会社への申込みは9月末から始め、10月末を締め切りとする予定です。 参加希望者にはそれまでに旅行会社への申込書を配布します。 |