2024.06.27【公開講座】7/11 『四国遍路のトイレ改修とスロープ設置活動』
仏教学福祉学研究1A・仏教学研究2Aの特別授業として授業を公開します。
灘先生は、四国遍路の体験から、霊場寺院のトイレ改修を決断し、これまで10数年にわたって、関係寺院の皆様に改修を訴えてきました。
旧態依然の状態を改善し、お遍路の皆さんが清潔で安心できる環境で参拝されることを願って、和式トイレから洋式水洗トイレへの改修、また身体障害者用トイレの普及にも努めてきました。
その上で、石段などにより参拝できない車いす利用の方のために、スロープの設置を働きかけてきました。
自らも「88トイレの会」を結成し、トイレの清掃美化、備品の寄贈などをはかってきました。
今回は、四国遍路133回に及ぶ灘先生の足跡を拝聴して、「お接待」の文化と現代に生きる大師信仰を学ぶ機会としたいと考えています。
日時:令和6年7月11日(木)
13:00~14:30
場所:種智院大学 講義室201
受講料:無料
講師紹介
灘 健二 先生
総本山善通寺信徒総代 四国遍路・大先達
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