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『修験学実践講座』受講生の募集について

令和3年度に田中利典客員教授によるに『修験学実践講座』を開講します。
聴講生の受講も可能です。
 
希望する方は本学聴講生の募集要項をご確認ください。
 

修験学実践講座
日本古来の山岳信仰に、神道や外来の仏教(特に密教)、道教などが習合して成立した我が国固有の民俗宗教が修験道である。
修験とは「実修実験」「修行得験」という意味を指し、実践を重んじる民衆宗教でもある。
その概要を学ぶとともに、夏休み中に実習講義として、奈良の吉野・大峰山での登山(峯入り)修行を実施する。吉野・大峰山は、
日本を代表する修験道の聖地で、この山に入って修行することを峯入(みねい)り修行という。聖なる山岳を舞台とする大自然の宗教であり、
神仏習合を基盤とし密教とも深く関わりつつ展開してきた、日本の民俗宗教の真髄・修験道について、講義形式による座学と合わせて、
実際の峯入り修行の体験を通じて、日本の宗教文化について理解を深める。宗教は頭だけで理解するのではなく、身体全体の体験を通じて体感・体得することが重要である。
 
実習講義は8月中の2泊3日の行程で実施する(今年度は8/19~8/21の3日間に実施予定)。
1.まず事前学習として修験道の概要について講義を行う
2.つづいて登山修行を行う
3.修行後に体験で得たことの総括討議を行う
4.最後にレポートにまとめて提出する。
※今年は大峯峰中笙の窟修行を計画している(変更あり)。
※実習費:3~5万円程度。
※受講人数:10名程度以上。
 一定数に満たない場合は開講しない場合もあるので、卒業所要単位とは別途(※女性で履修を希望する者は履修登録前に教務課に事前相談のこと)の履修を考慮するのが望ましい。
※学生以外に聴講生・科目等履修生の参加者も可能。
なお、事前学習は、隔週講義として、4/20、5/11、5/25、6/8、6/22、7/6、7/20の各4講時に実施する。
開講期間 事前学習 令和3年4月20日、5月11日・25日、6月8日・22日、7月6日・21日
開講時間 14:40~16:10
     体験実習 令和3年8月19日~8月21日(2泊3日)
講  師 田中利典 客員教授
場  所 事前学習 種智院大学

令和3年度聴講生の募集について